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日本文学振興会というところが出していた広告が、話題となっていたが、一連の騒動を謝罪したらしい。
謝罪文には「広告文がアニメを侮辱しているのではないか。という指摘に対してそうではないと反論し、文学には文学のよさがある。けれども騒動を謝罪する」みたいなことが書いてあった。
私がこれを始めてみたのは新聞の広告だったと思う。アニメ好きの私としてはちょっと、えっ?と戸惑ったのを覚えている。あのときの感覚を思い起こすと、やはり文脈がケンカを売っていると誤解されかねないように思う。
文学など読まない私がうだうだ言っても仕方がないとは思うが。
話は変わるが、作家さんって儲かるんだろうか。売れても全額手元に入るわけではないだろうし、売れる数も少なければなおさらだ。また、購入する人も年齢が高めなのでは。これは根拠のない話だが、アニメに入り浸っていると、ラノベが隆盛を誇る中で文学が若年層に浸透しているかは微妙だと思う。もしかすると、今後漢文が文学になったように、ラノベの時代が来るんだろうか。挑戦的な広告も、彼らの危機感によるものなのかもしれない。